院長挨拶
院長 村上 仁
当院は昭和30年に結核に特化した病院として開設され、地域の皆様に支えられてまいりました。
その結核治療も時代の流れとともに任務を終え、その後高齢化社会を迎えてきたこともあり、医療だけでなく、介護にも取り組むべく、平成2年老人保健施設を併設致しました。
また、平成12年に介護保険が始まると同時に、介護療養型医療施設も併設し、高齢者の医療・介護に取り組んでまいりました。今後はますます高齢化社会に向かい、医療と介護の連携が叫ばれています。当院といたしましても病病、病診連携は勿論のこと、介護保険事業者等とも連携を深め患者様が安心して適切な医療介護を受けていただけるよう、努力してまいります。
また私自身、乳腺を専門にしてきたこともあり、癌予防など各種検診、人間ドックなどを通じて地域のみなさまの予防医療も力を注いでまいります。
今後も医療人として最善を尽くし、患者様に納得して医療を受けていただけるよう、職員とともに初心を忘れず日々努力と研鑽を積んでまいります。
村上貞夫初代院長より 職員への訓話 (昭和58年4月)
医療介護に携わる医療人は自分の職業に自負を持ち、弛まぬ研鑽を続けなければならない。
1. 先づ人間であれ、そして社会人であれ。
医療人は特別な人間ではない。
医療人である前に先づ社会人たれ、社会のルールを守る人間でなければならない。
そして、病めるもの、苦しむ人達に思い致し献身的努力も致さねばならない。
2. 高度な専門職であることこそ命である。
専門の知識・技術・修得こそ医療人の本領である。
勉学はわれわれの義務である。
3. 親睦融和して前進向上を図る。
地域社会に必要な待望される病院・施設になるべく力を結集する。
福山回生病院・ハイトピアカイセイの沿革
昭和30年(1955) 4月 | 福山市引野町(現在地)に福山回生病院を開設(結核病床56床) 初代院長 村上貞夫 |
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昭和37年(1962)12月 | 本館を新築(結核病床126床、一般病床27床) |
昭和50年(1975) 4月 | 医療法人村上会設立 初代理事長 村上貞夫 |
平成元年(1989) 6月 | 特例許可老人病棟完成 結核病床40床、一般病床91床(うち特例許可51床) |
平成 2年(1990) 4月 | 結核病床廃止 |
5月 | 老人保健施設ハイトピアカイセイ開設(福山地区1号) 村上貞夫 ハイトピアカイセイ施設長に就任 村上 雅 福山回生病院第二代院長就任 |
平成 9年(1997) | 特例許可老人病棟を療養型病床群に変更 |
平成12年(2000) 4月 | 療養型病床群を介護保険法指定介護療養型医療施設に変更 一般病床40床、介護療養型病床57床 ハイトピアカイセイを介護保険法による介護老人保健施設に移行 |
平成13年(2001) | 村上貞夫 会長兼ハイトピアカイセイ施設長に就任 村上 雅 理事長兼福山回生病院院長に就任 |
平成19年(2007) 4月 | 村上 雅 理事長兼ハイトピアカイセイ施設長に就任 村上 仁 福山回生病院第三代院長に就任 |
平成24年(2012) 5月 | 村上 仁 理事長に就任 |
6月 | 有吉嘉余子 ハイトピアカイセイ施設長に就任 |
平成28年(2016) 6月 | 村上暢子 ハイトピアカイセイ施設長に就任 |